首の先生の猫背にならない運動解剖学的ランドセル選び。

ウチのムスメも早いもんで、来年で小学一年生です。
となるとやっぱり必要な

ランドセル。

投げたり、お尻に敷いたり、友達のパンチからガードする盾につかったり
ぶつかり合いっこする時のクッションにしたり
罰ゲームの重りになったり、傘の代わりになったり

まさに使い方は千差万別。オイ、本来の使い方はどこいった?(笑)

僕の時代は
男子は黒。女子は赤のみ。

それが今や目が眩みそうなカラフルなランドセルがたくさん!
種類多い!
すっごい競争率!

人生の一大イベントですもんね。せめぎ合うメーカーは必死です。


僕たち家族も、ムスメのランドセルを選ぶのに
まず、ランドセルっていうのはこういうもんを言うんや、とムスメに教えるために
とりあえずイオンへ行ってきました。


あるある
本当にすごい種類!

早速ムスメにいくつか選ばせ、担いでもらいました。

そこで背骨の専門家の目がキラーン!!

ほほう、
ここがこうなってこうなってしまうと、ムスメの場合、物によっては肩関節が内旋して、背中が丸まってしまうんだな。

っと面白いことが少しわかりましたので

これから僕らのようにランドセルを選ぶ際の参考にしていただけたら幸いです。

あくまでもこれはムスメの場合です。
子供はみんな骨格微妙に違うので、特定のメーカーを推奨しているわけでは御座いません、あしからず。

まずこれが背中が丸くなる時の
ランドセルの具合






















そして下の写真は背中がまるくならないランドセルの担ぎ具合





















僕が気づいた点は主に3つ。


1、肩の丸みにフィットしているか。

2、肩の前部の骨の固いところにベルトが当たっていないか。

3、肩関節をまたいでベルトがかかっていないか。


です。

1、はベルトの立ち上がりといって、メーカーごとに形状が違うようです。立ち上がりが強すぎたり、ランドセルの底がお尻にぶつかってランドセルが持ち上がってしまうようにセッティングしてしまうと、ベルトが肩から浮いてしまいます。
すると体は自然と前かがみになるようです。
ベルトが肩から浮かないように、ベルトの長さを調整したり、立ち上がりの強さも確認しましょう。

2、子供のや女性の肩は筋肉がないので、骨がベルトに当たって痛いと感じるようです。
鎖骨の一番外側の骨と肩甲骨の出っ張っている部分(肩峰)にベルトが当たると痛く感じるので、肩を丸めて回避姿勢を取り、背中が丸まってしまいます。
ウチの子の場合は、鎖骨だけにベルトがうまい具合に引っかかる形状の物が、背中が丸まらずに担ぐことができました。

3、肩の関節は球関節といって、上下左右に自由に動きますが、ベルトが肩関節をまたぐようにかかると、肩の動きを制限し、肩をすくめてしまうようです。ランドセルを担がせたら、子供に肩を回したりして、痛いところがないか、制限がないか確かめてみましょう。


もう一つ付け加えるなら、子供の頃から体が歪んで、肩の高さが左右で結構違う場合があります。本当に勉強したカイロプラクターか、国家資格のある医療従事者に相談するか(宣伝w)、ベルトの長さ調整を左右で変えてください。
よく聞くのは、子供は大きくなるから、それを予測して大きめのセッティングにしてしまう事です。
しかし、子供は6〜12歳までの上半身の骨格筋の発達は少ないので、縦の長ささえ、ベルトで調整できれば、あえてぶかぶかにセッティングしないで、6歳ぐらいの体にしっかりフィットするように選んだほうが良いと思います。

ランドセル選びの何が大変かって、
子供にとっては、ランドセル選びが苦痛になってしまうことかもしれません。

自分の子供にぴったりフィットする物を
子供がギャーギャー言う前に素早く決めることができれば良いですよね。

ある程度色が決まっていたら、先ほどの3つのポイントも頭に入れて
選んでみると効率よく選べると思います。
実際に3kgほどの重りが入れられるともっと良いと思いますが、、。

また、ランドセルメーカーさんから、色々な選び方などが提案されていますので、そちらも合わせてチェックしてみてください!

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