頸椎と顔面痙攣
顔面痙攣とは
顔面けいれんは、片側顔面痙攣ともいいます。顔の半分が自分の意思とは関係なく痙攣するもので、ふつう目の周囲から始まりだんだん口元へと広がります。最初のうちの症状は疲れなどでまぶたのぴくぴくする症状との区別が困難です。徐々に進み、あごの下の筋肉も痙攣するようになります。頻度は、最初は緊張したときなど時々だけですが、徐々に痙攣している時間が長くなっていきます。やがて一日中、ときには寝ていてもおこるようになることもあります。
脳の深部で顔面神経に血管が接触して圧迫することが原因で起こります。あまり多い疾患ではありませんが、くわしい頻度はわかっていません。アメリカではこの病気の人は、人口10万人あたり男女あわせて20人程度いるともいわれています。日本の統計はないのですが、病気には人種差があって、この3倍くらいの方がいらっしゃるかともいわれています。
病気自体は生命にかかわるものではないだけに、放置してもまったく差し支えないものです。しかし自分の意思とは関わりなく顔面が動く、ということで対人関係に苦労し、仕事上も他の人と会う仕事にさしさわる、ということもあります。また、片目をつぶってしまう、ということは実際上の不自由もあり、機械の操作が不自由である、あるいは運転のときに片目をつぶって事故をおこしそうになる、といったことで困る方もいます。したがって、ご本人が困っている場合には治療を考えるということになります。
この病気に対する治療法は基本的には2つです。1つは病気の原因である神経への血管の接触に対する根本治療である手術で、もう1つは対症療法であるボツリヌス毒素治療です。
(脳神経外科疾患情報ページより抜粋)
そんな顔面痙攣を10年来お持ちのクライアントさんがいらっしゃいました。
ご本人は投薬治療をつづけてはいるものの
効果がまったく見られないのと
手術をするのも怖くて嫌だということで
当院の怪しいw門を、勇気を出して叩いてくださいました。
僕のやることは顔面痙攣の治療ではありませんが
脊柱、特に頸椎を中心に生理的な機能を取り戻し
神経系や運動器系の働きを正常にさせていただくことが目的です。
僕の検査では
メジャーC2 ESR
C1はAIRA
頸椎は屈曲気味
骨盤後傾の重心左後方踵よりでした。
完全に脊柱の生理的な湾曲を失っています。
さて、このクライアントさんが病院から勧められている手術は
後下小脳動脈と顔面神経の癒着を剥がす手術だそうです。
動脈が神経に触れているのが原因だということです。
すこし解剖を見てみましょう
ちょっと小さくて見にくいですが
37が茎乳突孔から出ている顔面神経です。
並んで出ている血管38は茎乳突孔動脈。
先ほどの後下小脳動脈の枝でしょうか。
C1横突起、もしくはC2横突起は
この図で言うちょうど37という数字が乗っかている
乳様突起の真下で触れることができます。
むむ、なんだか怪しい。
このクライアントさんは右側の顔面神経痙攣でした。
顔面神経はこのイラストの様に表情筋を支配していますので、これらがピクピク動きます。
耳の後ろまで痛いと言っていたのが印象的でした。
そしてメジャーC2 ESRをアジャストメント。
サブラクセイションパターンクリア。
でも、顔面痙攣は治りません。
そこで気になっていた頸椎の屈曲位を改善する動きをしてもらいます。
特に後頭骨、環椎、軸椎の動きには気をつけてみました。
するとある角度でピタッと痙攣が止まります。
念のためそのまま約10分放置。
痙攣は起きません。
「治りましたね」
10年前から痙攣が始まったとのことでしたが、
なんのことはない。
頸椎の角度が、神経と関係していた様です。
笑い話になりそうですね。
なぜ、頸椎伸展位のある角度で痙攣が止まったのか。
僕は医師でもありませんし
X-pもMRIも撮れませんからなんとも言い難いですが
C2 ESRにより、右側横突起と神経の間が狭くなったのか
C1 ASRAの回転により横突起と神経の間が狭くなったのか
頸椎前湾の消失によりC1のAIが強くなり、神経のルートを狭くしていたのか
もしくは頸椎前湾の消失が脊髄硬膜を緊張させ脳幹へストレスを与えていたのか
色々と推測しています。
まだ気をぬくと顔面けいれんが出現しますが
正しい脊柱のカーブを維持できる様にアドバイスしながら
サブラクセイションのチェックもしていきたいと思います。
(脳神経外科疾患情報ページより抜粋)
そんな顔面痙攣を10年来お持ちのクライアントさんがいらっしゃいました。
ご本人は投薬治療をつづけてはいるものの
効果がまったく見られないのと
手術をするのも怖くて嫌だということで
当院の怪しいw門を、勇気を出して叩いてくださいました。
僕のやることは顔面痙攣の治療ではありませんが
脊柱、特に頸椎を中心に生理的な機能を取り戻し
神経系や運動器系の働きを正常にさせていただくことが目的です。
僕の検査では
メジャーC2 ESR
C1はAIRA
頸椎は屈曲気味
骨盤後傾の重心左後方踵よりでした。
完全に脊柱の生理的な湾曲を失っています。
さて、このクライアントさんが病院から勧められている手術は
後下小脳動脈と顔面神経の癒着を剥がす手術だそうです。
動脈が神経に触れているのが原因だということです。
すこし解剖を見てみましょう
10が茎乳突孔でここから顔面神経が出ています。
18は顎二腹筋
37が茎乳突孔から出ている顔面神経です。
並んで出ている血管38は茎乳突孔動脈。
先ほどの後下小脳動脈の枝でしょうか。
C1横突起、もしくはC2横突起は
この図で言うちょうど37という数字が乗っかている
乳様突起の真下で触れることができます。
むむ、なんだか怪しい。
このクライアントさんは右側の顔面神経痙攣でした。
顔面神経はこのイラストの様に表情筋を支配していますので、これらがピクピク動きます。
耳の後ろまで痛いと言っていたのが印象的でした。
そしてメジャーC2 ESRをアジャストメント。
サブラクセイションパターンクリア。
でも、顔面痙攣は治りません。
そこで気になっていた頸椎の屈曲位を改善する動きをしてもらいます。
特に後頭骨、環椎、軸椎の動きには気をつけてみました。
するとある角度でピタッと痙攣が止まります。
念のためそのまま約10分放置。
痙攣は起きません。
「治りましたね」
10年前から痙攣が始まったとのことでしたが、
なんのことはない。
頸椎の角度が、神経と関係していた様です。
笑い話になりそうですね。
なぜ、頸椎伸展位のある角度で痙攣が止まったのか。
僕は医師でもありませんし
X-pもMRIも撮れませんからなんとも言い難いですが
C2 ESRにより、右側横突起と神経の間が狭くなったのか
C1 ASRAの回転により横突起と神経の間が狭くなったのか
頸椎前湾の消失によりC1のAIが強くなり、神経のルートを狭くしていたのか
もしくは頸椎前湾の消失が脊髄硬膜を緊張させ脳幹へストレスを与えていたのか
色々と推測しています。
まだ気をぬくと顔面けいれんが出現しますが
正しい脊柱のカーブを維持できる様にアドバイスしながら
サブラクセイションのチェックもしていきたいと思います。
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まつもと上部頸椎カイロプラクティック
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