背部痛(第4、5胸椎椎間関節)は車の運転姿勢による背骨の捻れ

 このタイトロンでは
左右の温度差がかなりみられますが

筋反射も、姿勢反射も問題無く
手足の左右差も殆ど無く
サブラクセイションもありません。

脊柱両側の温度差はサブラクセイションが無くても
様々な要因によって引き起こされます。















この方はちょうど胸椎の4.5番間の椎間関節に痛みを訴えていました。
この痛みはある姿勢をとることで圧痛が憎悪し、
その姿勢とは全く逆の姿勢を取らせると、圧痛がなくなります。

ある姿勢とは、車を運転している時の姿勢。

大変失礼を承知で申し上げますと
ヤンキーが運転している姿勢を思い浮かべてください。(この方はヤンキーではありません!紳士です!)
大体が右手を前に出してハンドルの頂点を掴んでおり
左ひじは肘掛に、
シートは倒し気味。
骨盤は左回旋し、右足が遠くのアクセルを操作します。

すると体幹は大きく左に回旋し、体重は左ひじに乗ろうとするので
体は左に傾きます。
さらに頭部は水平を保とうとするので
胸椎4、5番あたりから上は右に傾きます。

ちょうどその胸椎4,5の椎間関節に捻れと傾きが加わり
痛みが生じているようでした。






































ということで、運転姿勢と逆の姿勢を取らせたところ
圧痛は消失しました。

この捻れと痛みは
サブラクセイションが原因ではありません。

長時間にわたる運転する時の姿勢が捻れと痛みを引き起こしているだけです。

言い換えると、このクライアントさんの日頃の姿勢と、筋力や体の使い方、嗜好など様々な条件の下で、運転という行動に適応しようとした結果
背部に適応の限界が起きて、痛みが起きていた
ということになるのではないでしょうか。あーややこしい。
でも、これが先天的知能、That's Innate Intelligence!
ストレートカイロではサブラクセイションが無い以上、なにもする事はありませんが

僕は、動きとストレッチのアドバイスをさせていただきました。

まとめ
タイトロンに温度差があってもサブラクセイションとは限らない。
背骨が歪んていてもサブラクセイションが起きるとは限らない。
痛みがあってもサブラクセイションが原因ではない。
サブラクセイションがなければ、ちょっとした動作や生活習慣の改善で治癒力、適応力は回復する。

皆さんは運転している時の姿勢は大丈夫ですか?

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