後頭下筋群の形態


後頭下筋群の触診は
上部頸椎カイロプラクティックを行う上でとても重要ですが

なにぶん深層筋なので触診は困難を極めます。

その触診の際に参考になりそうな文献がありましたのでご紹介します。



そのなかでちょっと発見だったのが
「下頭斜筋は第 2 頚椎の棘突起から第 1 頚椎の横突起へ 走行していた.後頭下筋群の大きさは,大後頭直筋と下頭 斜筋が他筋(小後頭直筋,上頭斜筋)よりも大きかった(図 2B). 」
というところでした。リンク先の解剖をみるとその大きさがわかります。(一般の人は閲覧注意)

よくC2の棘突起を触診する際に椎体なのか下頭斜筋なのか悩むところですが
きっとほとんど下頭斜筋に触れているんでしょうね。

さすがに上頭斜筋に触れるのは難しいですね。

また後頭下筋群の固有感覚の過活動を抑制するには
頭部回旋肢位が良いみたいですが
そうすると逆側の筋群が緊張してしまうので、
筋緊張や可動域制限を考慮してセッティングする必要性が再確認できました。



首の先生のいる場所
まつもと上部頸椎カイロプラクティック
金沢市泉が丘1-14-12
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