カイロだけに回路。。。

人間の構造はとてもシンプル。
皆さんがよく使うパソコンなどの電気機器に似てます。

ソフトウェアとしての脳、中枢神経系があり
ハードウェアとしての筋骨格系があります。
内臓もハードウェアといって良いかもしれません。
ウイルス対策ソフトは免疫系として最初からインストールされています。
キーボードやカメラ、ジャイロなんかのセンサーからの入力は
ソフトウェアの脳に伝わります。
脳でプログラム通りに処理された情報はモニターに映し出されたり、モーターが動きます。
人間でいうと筋肉や内臓がプログラム通りに動くことです。

パソコンと違うのは手足がついて動いたり移動したりできること。

人間はソフトウェアとしての中枢神経を守るために
頭蓋骨と背骨があります。
そして立ったり歩いたりするために、足があり、
上半身を安定させるために腹筋背筋などの体幹の筋肉があります。
骨盤を含め骨自体は筋肉の力をエネルギーとして伝えやすくするためにある構造物です。

上部頸椎を含む背骨、骨盤、肩関節や膝関節、足関節などは
中枢神経からの制御や筋肉の使い方でその位置関係が変わってきます。
筋肉の使い方は反復動作と学習により中枢神経にプログラムされていきます。

ソフトウェアである中枢神経とハードウェアを繋ぐには
回路が必要です。回路とは電流の通り道です。
パソコンを開けると、銅線や銀色の線が規則正しく並んでいます。
電気機器には必ず回路があります。

体に異常が起こるときは
ソフトウェアに問題があるか
ハードウェアに問題があるか
それらを繋ぐ回路に問題があるかを考えねばなりません。
人体では神経がその回路にあたります。
背骨の中を走る脊髄は人体の最も太い回路です。

ハードウェアである背骨が歪むと、回路の通り道が狭くなったりします。
その時に、神経回路を流れる電気信号が乱れます。

カイロプラクティックはハードウェアである背骨の歪みを整えて電気信号の通りを良くする手法です。
カイロだけに回路。。。

人体はもうちょっと複雑なので一筋縄ではいきませんが
病院の検査でソフトウェアにもハードウェアにも大きな破損や欠損、故障がなければ
回路の通りが悪くなって、電気信号乱れているのかもしれません。

















回路の問題がなくなり、電気信号が正常に伝わるようになったら、
もう一度ソフトウェアとハードウェアの動作確認をします。
動作に問題がなければ、後は自己管理で自己復元です。

人間の場合、自己復元力がありますから、ハードウェア(筋肉や骨格、姿勢、骨盤や背骨の歪み)は正しい体の使い方と筋肉トレーニングで改善できます。
ソフトウェアは心の領域です。
いい本や、良い音楽を聴いたり、環境を変えてみたり、思い込みを捨ててみたり、感謝を忘れず、人生の良い部分に集中する。そして素直に自由に自分らしくいれればソフトウェアにもいいかもしれません。

あとは栄養です。
豊富で良質のタンパク質とビタミン、ミネラル。適量の糖質。
そして食事はなるべく一人でしないことが、体が喜ぶ秘訣です。




コメント