14歳の猫背で首の痛みと扁平足に悩んでいたけど一ヶ月で全部無くなった話。
14歳 女子
首の痛みと扁平足に悩んでいる。
今回は海外在住の女の子です。
夏休みで久しぶりに日本に来て、
その間に体調が良くなればということでいらっしゃいました。
初回はC1のサブラクセイションをサイドポスチャーでやや後頭部後方からコンタクトしターグル・リコイルしました。
でも、今回はちょっとした姿勢変化のブログです。
僕が教えている簡単なコアトレをしてもらった一ヶ月間の経過です。
本人も結果に満足してくれたので
了解を得、紹介します。
一番左が初回来院時。
体幹は後傾し、頭部前突姿勢になっています。骨盤も後傾し重心も左後方踵部に位置しています。足部縦アーチは減少しているため、特に右足アーチ部が接地しているのが分かります。
現代人の多くはこのパターンです。
頭部前突姿勢なので肩や首の筋肉や関節に負担がかかり、血流が悪くなり痛みを生じます。
骨盤後傾重心後方姿勢なので足指がうまく使えず、アーチが減少します。
そして初回から一週間、あるコアトレをしてもらいました。
7/8
肩峰の位置も重力線に近づいてきました。重心も少し前に来ました。
この時点で首の痛みは治ってました。自然治癒です。当たり前か。
頚部のわずかな角度が改善されるだけで、ほとんどの首の痛みは無くなります。
特別な治療はいりません。自分で治ります。
そのまた一週間後7/15
コアトレを頑張ってくれているので、前傾が少しきつくなっていますが、
体重は前方に乗るようになってきました。指も少し出てきました。
そして一番右の写真が7/29
首の角度、肩峰の位置、胸部の挙上、骨盤の前傾、脊柱の生理的湾曲の形成、重心前方、縦アーチの形成。完璧です。とても自然な立ち方で美しいです。
良く頑張ってくれました。
ちなみにこの子は将来メディカルドクターを目指しているそうです。
首が痛くないから、きっと勉強もはかどることでしょう。
未来は明るい！
人類が二足歩行動物になり、脊柱が重力に適応しながら湾曲を描くようになって、新人類として登場したのが約20万年前。その頃からほとんど僕たち人間の体は変わっていません。
そして現代人は文明の急激な変化により、20万年前から変わらない体に無理な姿勢を強いられています。いつかきっと猫背でもなんの問題も起こらない体に進化？するかもしれませんが、今の所それはまだ先の話のようです。
ですからヒトとして最高のパフォーマンスを発揮できるようにするためには姿勢、そして背骨の機能的で理想的な構造が大切です。
皆さんも姿勢や体の使い方、気をつけてくださいね。
注）僕の教えているコアトレは1日約１〜３分の簡単なものです。主に大腰筋を鍛えています。コアトレでサブラクセイションの予防はできません。カイロプラクティックとコアトレは別物です。コアトレでは身体感覚と体の使い方をアドバイスしています。
首の先生のいる場所
スパインチェック&ケアを通して、人の健康と地球環境を守る。
まつもと上部頸椎
カイロプラクティック
首の歪みを調整し、体のバランス、自律神経機能を改善させています。
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