仰臥位MRIと立位MRIでの頸椎の構造の違い

MRIは寝て撮影する事がほとんどです。
しかしながら日常的に体、頸椎を含めた背骨全体にかかる負荷は、
立位か座位です。

ですから、本当にその人の構造的な問題を把握するためには
負荷がかかっている状態を再現しなければいけません。

ただ、寝転がっているだけでは重力も体重もかかりませんから。

写真はネットから転載させていただきました。
写真左は従来の仰臥位でのMRI。
写真右は立位でのMRIです。
後頭孔や脳幹の角度、C1のAI位、C5-C6間の椎間板後方突出、頸椎の角度、全脊柱間の椎間板の厚さ。
仰臥位と立位ではかなり違います。

「病院の検査ではそんなにひどくないと言われたのですが、手の痺れや痛みがなかなか改善しない。」
と訴える方が結構いらっしゃるのは
こういう事なんじゃないかと思います。

こういうクライアントさんは、日常的な体の使い方から修正していかなければなりません。もちろん、椎骨に対するアプローチが有効ならそれも行います。
本人がやる気になれば、結構短期間で改善は期待できます。
スマホの姿勢、PC作業の体勢、椅子の座り方、立ち方、、、現代人は背骨を退化させる要因がたくさんあります。

ヒトはその背骨を重力に適応させる事で
身体機能、神経機能、健康を維持しています。
適応力、働いていますか?


首の先生のいる場所

健全な背骨づくりを通して、人の健康と地球環境を守る。
まつもと上部頸椎
カイロプラクティック
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