一度サブラクセイションから離れてみよう。

 カイロプラクティックの独自性であるサブラクセイション。

椎骨の変位による神経伝達の妨害である。


しかし神経伝達妨害は目で見えない。測定も出来ない。

タイトロンなどサーモグラフィでわかるのは皮膚表面温度の変化であり、

神経伝達妨害を直接示唆している訳ではない。


カイロプラクティックが生まれて100年以上経過したこの現代においても

サブラクセイションを直接見た人はいないはずだ。


もっともサブラクセイションは概念の域を出ていない。

B.J.Palmerがクリニックでいくら研究したとは言え、神経伝達妨害をリアルタイムで測定した訳ではないはずだ。


私もサブラクセイションを科学的に解明しようと、解明するのがライフワークみたいなものだったが、

今ここで一度サブラクセイションから離れてみようと思う。

そうする事でいままで見えていなかった、いや、見ようとしていなかったものが見えてくるんじゃないだろうか。


続く、、、



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